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帰国子女の数は文部科学省が発表している「学校基本調査」によって簡単に知ることができた。都道府県別、市町村別に知ることができる。帰国子女に限らず 「学校基本調査」を元にいろんなところがユニークな加工をしてくれるので、学生募集の戦略を立てるのに役立つ。毎年旺文社は高校生の他県の大学への進学率 を流出率、流入率としてまとめているし、10年間の大学への進学率を県毎にまとめているところもある。
http://www.geocities.jp/kyom_21/kikoku.htm
大学では上智や慶応藤沢(SFC)が有名だが、各大学でも実施している。こちらの条件は学生確保が優先されてか緩め。 中学や高校は授業についていけるかということが、深刻な問題だが、大学の場合、むしろ学生の多様化のために歓迎ということか? 一方、日本社会(特に就職後)への不適合を起こしやすいという問題もあるらしい。アイデンテティの悩みは長く海外にいた者、あるいは思春期を過ごしたものの方が大きい。
帰国子女の人数を知りたい。というのも都内の有名私立中学の帰国子女入試に200人近い受験生がいるのだ。しかも一般入試は2月からなのに帰国子女入試は、どこも1月。 学校、受験生双方にとっておいしい入試になっている。ちなみに帰国子女の資格は帰国して2年以内海外経験2年以上のところが多い。どうも都の特別補助との関係らしい。 ということは条件を少し緩くするともっと集まる?
天候は一部を除いてまずまずでなにより。今日のような天気でなくて良かった。といってもこれは関東地方の話で、大変なところもあったに違いない。 それはさておき、今年から短大も参加してますます肥大化していくセンター試験だが、気になるのは制度疲労。大規模だけにこけると大混乱は間違いない。地歴の問題で訂正があるという試験監督担当者しか知らない情報がネットの掲示板に出たらしいが、これなども試験会場になっ た大学の教員がその期間だけ大学入試センターの職員になって実施するというシステムの弱点が出た形だ。 おそらく日記くらいの軽いノリで書いたのだろうがネット社会はそんなに甘くない。その他にもどんなことが起こっているのか注目してみよう。
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