asahi.com(朝日新聞社):震災ボランティアの単位認定、全大学に要請へ 文科省 - 教育
文部科学省は全国の国公私立大学に対し、学生が東日本大震災の被災者支援ボランティアに参加した場合、その活動を大学の単位として認めるよう要請する方針を固めた。震災から約3週間がたち、被災地でも徐々にボランティアの受け入れ態勢が整うなか、学生による被災地支援の動きを後押しするねらいがある。 今週中にも各大学に、ボランティア活動を単位認定すること▽ボランティア活動のため休学する学生について、その間の授業料を免除すること▽保険に加入してケガなどに備えるよう学生に周知徹底することを求める文書を出す。 |
とにかく東日本の大学と西日本の大学の格差ができることは避けられません。
単位化ではなく、思い切って、春学期を「ボランティア学期」として学生にボランティア教育そして実践をさせるということを私は提言し始めました。
「祖国に何かしてもらおうと望むのではなく、祖国のために何が出来るかを考えよう」と大統領就任式で語ったJFK、そして具体的に平和部隊を作ったJFKがいたら、きっと「ボランティア学期」をやったはずだと私は思います。
ボランティア精神の育成が近年の日本の教育の課題として上がっていたはずです。これは絶好のチャンスです。
一度、時計を止めてしっかりと日本の行く先を考えるのは必要なことだと思います。
どうでしょう。
文科省はボランティアの単位化に一定の条件を付けています。ボランティア学期を導入すれば、多くの学生の卒業が延びることでしょう。その覚悟を持ってのボランティア学期の導入であれば、大変結構な事と思います。
ただし、ボランティアなら何でもかんでも単位を与えるという考え方であれば、大学という看板を返上すべきでしょう。学位記の文面を今一度読み返されることをお勧めします。1000年に一度と言われる非常事態ですが、大学人として最低限の見識は持ち続けたいところです。
投稿情報: 通りすがり | 2011年4 月17日 (日) 14:16