前回に続きまじめに頭を使ってみた。
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学生の学力低下とともに学生のドロップアウト(中途離学)が、大学関係者の間で話題になっている。途中でやめていく学生のことである。平均で4%台というが、実態はもっと多いともいわれている。主な理由をあげてみると
1)進路変更。この場合はさらに上位の大学を目指す者もいるし、手に職を求めて専門学校に行く者もいる。また社会にでたいと就職する者もいる。
2)勉学意欲の喪失。大学に入ったが勉強する気がしない学生。単位がとれなくてやめていく。
3)経済的理由。保護者の倒産など家庭の経済状況などの急変によりやめざるを得ないというケース。
4)精神的、あるいは健康上の理由。そこまでいかなくても、対人関係などコミュニケーションの問題でやめていく学生も多い。
ただでさえ、入学者の確保で苦労しているのに、途中でやめられたら大変というわけだ。そこでいろんな大学が対策に乗り出している。クラス担任制などをと る大学、学生相談室を充実させる大学、奨学金を充実させる大学と様々あるのだが、学生は辞めるときはやめる。「面倒見のよい」というのが、大学を選ぶとき の指標のひとつになっており、外の人たちからは随分と奇異な目で見られるが、こうした事情があるわけだ。
さて、ではなぜ簡単にやめるのか。これが今日私が、必死に考えてみたことだ。
そして結論。学生は経済学的に正しい行動をしている。苦 労して卒業して得られる利益とやめたときにこうむる損失とをはかりにかけている。少し前までは大学をとにかく出さえすれば「就職」などで有利であった。今 はそれが崩れてきている。必ずしも大学を出たからといって有利ではない状況があるのだろう。とするとそこまでしても大学を出る価値がないと経済学的に判断 しているのではないかと・・・。ただ大学で学ぶ意味はそれだけではない。大学がもっと出てからの価値ではなく、大学に行くことの価値で学生の心を捕まえら れれば、きっとやめない。経済学的な判断が、正しい判断とは限らないのだし。
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学生の学力低下とともに学生のドロップアウト(中途離学)が、大学関係者の間で話題になっている。途中でやめていく学生のことである。平均で4%台というが、実態はもっと多いともいわれている。主な理由をあげてみると
1)進路変更。この場合はさらに上位の大学を目指す者もいるし、手に職を求めて専門学校に行く者もいる。また社会にでたいと就職する者もいる。
2)勉学意欲の喪失。大学に入ったが勉強する気がしない学生。単位がとれなくてやめていく。
3)経済的理由。保護者の倒産など家庭の経済状況などの急変によりやめざるを得ないというケース。
4)精神的、あるいは健康上の理由。そこまでいかなくても、対人関係などコミュニケーションの問題でやめていく学生も多い。
ただでさえ、入学者の確保で苦労しているのに、途中でやめられたら大変というわけだ。そこでいろんな大学が対策に乗り出している。クラス担任制などをと る大学、学生相談室を充実させる大学、奨学金を充実させる大学と様々あるのだが、学生は辞めるときはやめる。「面倒見のよい」というのが、大学を選ぶとき の指標のひとつになっており、外の人たちからは随分と奇異な目で見られるが、こうした事情があるわけだ。
さて、ではなぜ簡単にやめるのか。これが今日私が、必死に考えてみたことだ。
そして結論。学生は経済学的に正しい行動をしている。苦 労して卒業して得られる利益とやめたときにこうむる損失とをはかりにかけている。少し前までは大学をとにかく出さえすれば「就職」などで有利であった。今 はそれが崩れてきている。必ずしも大学を出たからといって有利ではない状況があるのだろう。とするとそこまでしても大学を出る価値がないと経済学的に判断 しているのではないかと・・・。ただ大学で学ぶ意味はそれだけではない。大学がもっと出てからの価値ではなく、大学に行くことの価値で学生の心を捕まえら れれば、きっとやめない。経済学的な判断が、正しい判断とは限らないのだし。
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