私大の定員割れの割合が39.5%と前年より0.7%下回った。校数にすると221校と過去最高の前年と同じというから母数となる大学の数が増えたことになる。
この数字は毎年「日本私立学校振興・共済事業団」が発表するもので、文部科学省が5月に実施する学校基本調査からの数字で個別の大学名は明らかにされない。
ただこれは大学数であって、規模の小さな大学ほど学生が集まらなくなっていることを考えると、数字の出し方としては定員に対して何人が充足できなかったのかを公表することも必要だと思うがそれは見たことがない。
実際に入学定員が百人からニ百人の大学で88.49%、ニ百人から三百人の大学で91.5%と小規模大学の定員割れが激しい。
出生人口の減少が顕著となって来た団塊ジュニア世代以降文部省は急増する大学受験者数に対応しつつ、将来確実にやって来る受験者急減に備えるために既存大 学に対しては「臨時定員(臨定)」を認める、新設大学はどんどんつくるが、設置基準を厳しくし、小規模にする。補助金でしばっておく。
そういう手だてで人口の急増期をしのいできたので、小規模の大学がいくつもできた。そうした大学がいま、定員割れをおこしているのである。
この数字は毎年「日本私立学校振興・共済事業団」が発表するもので、文部科学省が5月に実施する学校基本調査からの数字で個別の大学名は明らかにされない。
ただこれは大学数であって、規模の小さな大学ほど学生が集まらなくなっていることを考えると、数字の出し方としては定員に対して何人が充足できなかったのかを公表することも必要だと思うがそれは見たことがない。
実際に入学定員が百人からニ百人の大学で88.49%、ニ百人から三百人の大学で91.5%と小規模大学の定員割れが激しい。
出生人口の減少が顕著となって来た団塊ジュニア世代以降文部省は急増する大学受験者数に対応しつつ、将来確実にやって来る受験者急減に備えるために既存大 学に対しては「臨時定員(臨定)」を認める、新設大学はどんどんつくるが、設置基準を厳しくし、小規模にする。補助金でしばっておく。
そういう手だてで人口の急増期をしのいできたので、小規模の大学がいくつもできた。そうした大学がいま、定員割れをおこしているのである。
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