友人からの情報で知った面白い話題。
たまたま東京都写真美術館にいったらチラシがあったらしい。チベットいうことで私に知らせてくれた。
こういう映画があるのを知らなかったがタイムリーに違いない。
東京都ということで石原都知事の顔が浮かんだが、まあ関係ないだろう。
さてどういう映画化というと、
壮麗なる山々が連なる天上の地――チベット 女は三人の男に出会った 幼なじみの僧侶、荘園の若旦那、ならず者の行商人 愛の喜び、愛の痛みを知った女が、 最後にたどりついた心は・・・ 激動の50年を生き抜いた女の愛の物語 監督・脚本:シエ・フェイ 原作・脚本:ザシダワ 出演:テンジン・ドカー、オンドゥ、ラクチュン 2000年/中国/35mm/カラー/1:1.37/ 105分/ドルビーデジタル/チベット語 1950年秋、チベットの小さな村。美しい歌声を持つ娘イシは3人の男と出会った。ツァンヤンギャツォ(ダライ・ラマ6世)の恋歌の詩集をくれた初恋の人、僧侶のサムチュ。親の借金の形に身受けし、限りなく寵愛し子供を授けた荘園の若旦那クンサン。そして掠奪同然に結ばれたならず者の行商人、夫のギャツォ。チベット現代史50年にわたる時代の波は否応なく彼らを呑み込んでゆく。翻弄されながらも、永遠の愛を探し求めたイシが最後にたどりついた心は・・・。 『チベットの女/イシの生涯』はイシと3人の男との愛の物語である。初恋、寵愛、掠奪愛という3つの愛に葛藤し、心に深い思いを抱きながら人生の最後を迎えようとするイシ。夫ギャツォの死の床で、止めどなく流す涙は、共に喜びや悲しみを乗り越え、育くんできた愛こそが永遠であることを意味している。イシがたどる愛に、誰もが自らの愛を顧み、涙するであろう。 |
監督は中国人、ただロケは全編チベットで、俳優もチベット人。
チベットでドキュメンタリーを撮影し、その美しい景色と人々の情の深さ、独特な宗教観に魅せられたシエ・フェイ監督。中国にとって非常にデリケートな場所であるにも関わらず、チベットのありのままの姿を描きたいという思いから、オールチベットロケを敢行し、チベット人俳優、スタッフと共に、全編チベット語の本作を完成させた。ティエン・チュアンチュアン(田壮壮)監督の『盗馬賊』以来15年ぶりの快挙である。歴代のダライ・ラマの住居であったポタラ宮殿、チベット仏教の聖地・大昭寺(ジョカン)、それを取り囲む八角街(バルコル)。「トルコ石の湖」の別名を持つヤムドク湖、チベット第3の町ギャンツェにある博物館として保存されている領主の屋敷や、標高4700メートルにあり「天の湖」と称される3大聖湖の1つであるナムツォ湖。チベットの壮麗な景観が、物語の季節の推移と共に、スクリーンに美しく刻まれている。チベットでも上映された本作は、現地のチベット人たちの共感を呼び、かつてない絶賛を得た。『チベットの女/イシの生涯』は、本物のチベット映画となった。 |
さあ見方はいろいろと出来そうだが、ホットでタイムリーな上映には違いない。
5月10日11日10:20からの2回だけの上映だ。東京都写真美術館。
http://www.walkerplus.com/tokyo/latestmovie/8MAIX001.html
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