常設劇場が東京ディズニーリゾートにできるようだ。駅に広告がでていた。
それとは別に来年、ダイハツコルテオという公演がある。
と書いているがなぜシルク・ドゥ・ソレイユを取り上げたかというとマーケティングの本の「ブルーオーシャン戦略」というのに最近ハマっているからである。
その本の冒頭で事例として取り上げられているのがシルク・ドゥ・ソレイユなのだ。
どういうことかというと、シルク・ドゥ・ソレイユはカナダのパフォーマンス集団だが、それまで子ども相手の地方巡業という興行スタイルのサーカスを全く一変させたのがシルク・ドゥ・ソレイユだというのだ。
大都市でショーアップされたエンターテイメントを斜陽産業であったサーカス団員や大道芸人を集めて行ったのが、シルク・ドゥ・ソレイユなのだ。
既存の枠組で「血で血を洗うレッドオーシャン」ではなく、未だ誰も乗り出していない海原に出ていくのがブルーオーシャン戦略。
一見マイケル・ポーターの「戦略的競争」の差別化戦略と似ているが、低コストという点で違っているらしい。差別化戦略では重点的投資によって優位性を確保するのだが、シルク・ドゥ・ソレイユの例でもわかるようにブルーオーシャン戦略では「新しい価値の創造」がまずあり、その上で、比較的に低コストでも実現できる「市場の創出」がくるようだ。
というわけで、急にシルク・ドゥ・ソレイユが気になり始めたわけだ。
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