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05:10 47news (47NEWS)
引きこもり、就職などがきっかけ 30代からも、内閣府
〉内閣府は23日、仕事や学校に行かず家族以外と交流しない「引きこもり」に関する実態調査の結果を発表した。仕事や就職がきっかけとなるケースが多く、30代で引きこもりを始めた人も23・7%に上っており、内閣府は「引きこもりは不登校と結び付けられがちだが、職場での人間関係も大きな要因だ」と指摘している。
※ちなみに10代は33・9%、20代が38・9%です。
※やはり社会に出るところでの不適応ということになりそうです。
※そういう意味では唐突に出てきて大学設置基準にも入ってきた「キャリア教育」「就業力」ということは妥当性があるように思いますが、そもそも教養教育の軽視姿勢が招いた結果だろうと思います。
※生きる力を交換可能な貨幣的価値で考えている限り解決策は見つからないように思います。
※プライスレスということに価値があることを気づかせる教育が必要です。
※働くことの意味も交換価値とは違うところにあることがわからないまま「疎外」されていると感じてしまうのではないでしょうか。
※社会に存在することの価値は「関わり」の中にこそあるのでしょうから。「関わり」からの逃避を引き起こすものが「等価交換」であるように思います。
※たからこそ小さいうちからのボランティアの体験などが大切なのでしょうね。
〉調査は2月に、全国の15〜39歳の男女5千人を対象に調査員が訪問する方法で実施し、3287人から回答を得た。回答内容から「引きこもり」と認定したのは1・79%で、全国では69・6万人に上ると推計。「自分も閉じこもりたいと思うことがある」と答えるなど、引きこもりに一定の理解を示す「親和群」も3・99%、全国で155万人とした。引きこもりのきっかけ(複数回答)では、「職場になじめなかった」と「病気」がそれぞれ23・7%で最も多く、「就職活動がうまくいかなかった」の20・3%が続いた。「小中高校で不登校」は11・9%、「大学になじめなかった」は6・8%にとどまった。年齢別では、10代が33・9%、20代が38・9%だった。
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