昨日でウチの大学の一般入試前期試験が終わった。小さな大学なのでご他聞に洩れず、受験生の確保には苦労をしている。とにかく少子化で受験生がいない。入
学者の確保ができなければ、経営にかかわってくるので、どこの大学も早めに入学者を確保できる推薦入試やAO入試にかける比率が高くなる。関東ではまだほ
とんどの大学が推薦入試は一校しか受けられない専願制をとっているので、確実に学生が獲得できる。そうなると一般入試に向かう人数が18歳人口が毎年5万
人づつ減るという少子化もあいまって、益々減ってくる。
一般入試は受験生一人が平均3.8校くらい受けるので受験生数でこそ100万人以上いるように見えるが、実は実受験者はそれを3.8で割った数なのだ。こ のことは入学者数を入試別に見るとはっきりする。全国平均で6(一般入試):4(推薦・AO)くらいの割合になっていて、高校3年生の12月までに4割の 生徒が進学先を決めていることになる。 ただ、これは全国平均の話であって、地方の小さな新興大学(設立20年くらいまで)の場合は、推薦・AOの割合が7割、場合によっては8割に達する。一 方、首都圏のブランド大学には受験生が集まるので、一般入試の比率は高いままである。完全に選抜の残る大学と無選抜で入れる大学の二極化が進んでいるとい える。聖書にある「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」という福音書の言葉からMatthew’s Law (マタイの法則)というのがあるが、まさに今の大学の置かれた状況は、これにあたる。
一般入試は受験生一人が平均3.8校くらい受けるので受験生数でこそ100万人以上いるように見えるが、実は実受験者はそれを3.8で割った数なのだ。こ のことは入学者数を入試別に見るとはっきりする。全国平均で6(一般入試):4(推薦・AO)くらいの割合になっていて、高校3年生の12月までに4割の 生徒が進学先を決めていることになる。 ただ、これは全国平均の話であって、地方の小さな新興大学(設立20年くらいまで)の場合は、推薦・AOの割合が7割、場合によっては8割に達する。一 方、首都圏のブランド大学には受験生が集まるので、一般入試の比率は高いままである。完全に選抜の残る大学と無選抜で入れる大学の二極化が進んでいるとい える。聖書にある「富める者はますます富み、貧しい者はますます貧しくなる」という福音書の言葉からMatthew’s Law (マタイの法則)というのがあるが、まさに今の大学の置かれた状況は、これにあたる。
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