全国の入試別入学者の内訳を見ていくと、推薦入試とAO入試を合わせた数と一般入試の数がほぼ同数になって来た。年内に行われる入試と年明けに行われる
入試が同じくらいになったといえる。ただ一般入試の場合は最低でも3校は受けるので、受験生数でいうと一般入試が多い。しかし、実態は一人の学生をほぼ3
から4倍で数えている。
特に昨年度目立ったのが、全学部入試という形態。大学によって少しずつ違うが、一回の入試でいくつかの学部の入試を受けられるというもの。ちょっと意地悪くいえば一度受けたら逃がさない「囲い込み」戦略なのだ。
9万人の受験者数の大学の実受験者は3万人と聞いたが、この数字が、受験生が受験する平均校数と妙に一致するのは説得力がある感じだ。
大学入学が簡単になってきたことにより、受験生の出願校数が減ったが、こうした「水増し制度」によって辛うじて平均3校以上受けているように見えているとすると募集担当者として恐ろしくなる。
高校生が簡単に大学生になれるようになったのは悪いことではないが、基礎的な学力のない学生が当然増える。これが、今大学が抱える危機である。
特に昨年度目立ったのが、全学部入試という形態。大学によって少しずつ違うが、一回の入試でいくつかの学部の入試を受けられるというもの。ちょっと意地悪くいえば一度受けたら逃がさない「囲い込み」戦略なのだ。
9万人の受験者数の大学の実受験者は3万人と聞いたが、この数字が、受験生が受験する平均校数と妙に一致するのは説得力がある感じだ。
大学入学が簡単になってきたことにより、受験生の出願校数が減ったが、こうした「水増し制度」によって辛うじて平均3校以上受けているように見えているとすると募集担当者として恐ろしくなる。
高校生が簡単に大学生になれるようになったのは悪いことではないが、基礎的な学力のない学生が当然増える。これが、今大学が抱える危機である。
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