教育系の募集に影響がでるだろうか

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募集をやっていていつも思うことだが、受験生は景気の動向に敏感だということ。本当に景気動向に対して「早い」反応を見せる。
不況となると公務員や教員などが人気になる。資格系も強い。少し景気が上向くと打って変わってつぶしが利く経済系が出てくる。
6年制になった薬学部はとたんに敬遠され始めた。
コムスン問題で福祉系は大苦戦だ。

ところが、新学科の開設はどうしてもその動きに遅れる。もうブームが去ったのに、児童教育や小学校教員養成の学科が今頃次々にできる。

回りの動向に敏感で流行に流されやすい国民性が、カタカナの新学部の誕生の背景にある。日本の学位のタイトルはなんと６００あるという。（○○学博士というやつ）これでは質の保証というどころではない。

そんな中で公務員削減のご時世に教員だけは増やそうということになった。もちろん教育は、国の将来にとって大切なことなので悪いこととは思わないが、さて受験生は、このニュースに反応するのだろうか。

教員免許更新制の問題もどのように影響するか、教育系を持つ大学は気になるところだろう。

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