今年になってタイトルに書いたこと、「真の広報の時代の到来」ということを真剣に考えるようになった。
全入以前と全入以後はフェーズが違うのだ。
大学受け入れ数<受験生数 という関係(phase)から
大学受け入れ数=受験生数 という関係に変わるということは決して連続した変化ではない。いってみれば固体から液体に変わるようなフェーズの変化が起こっているはずだ。
今までの募集広報は、受験生数の圧倒的な多さの前に胡坐(あぐら)をかいてきた。偏差値という階段に上位大学も下位大学も、うまくのっかてきていた。下位の大学は、しぶとく待っていれば受験生が降りてきてくれたのである。だから、推薦入試以後の自己推薦入試(あるいはAO入試)や3月入試あたりが、調整弁となっていた。
受験生数では年々、減少していくが、入学者数では、なんとかなってきたという大学も多かったはずだ。
言ってしまえば、大学間のwin-win関係が成り立っていた。
さすがにここ2,3年はそれでも厳しくなってきた。上位の大学が、結構なりふりかまわず、受験生数獲得に動いてきたからだ。まさに「囲い込み戦略」というような全学部入試が流行だ。どうもMARCHクラスの大学は受験生数競争に巻き込まれたような様相だ。
受験生を減らせば「負け」という呪縛にはまっているように思う。
もっと、きちっと選抜した方が、それらの大学は5年先にはレベルの高い大学となれるように思うが、どうなのだろう。
続く
全入以前と全入以後はフェーズが違うのだ。
大学受け入れ数<受験生数 という関係(phase)から
大学受け入れ数=受験生数 という関係に変わるということは決して連続した変化ではない。いってみれば固体から液体に変わるようなフェーズの変化が起こっているはずだ。
今までの募集広報は、受験生数の圧倒的な多さの前に胡坐(あぐら)をかいてきた。偏差値という階段に上位大学も下位大学も、うまくのっかてきていた。下位の大学は、しぶとく待っていれば受験生が降りてきてくれたのである。だから、推薦入試以後の自己推薦入試(あるいはAO入試)や3月入試あたりが、調整弁となっていた。
受験生数では年々、減少していくが、入学者数では、なんとかなってきたという大学も多かったはずだ。
言ってしまえば、大学間のwin-win関係が成り立っていた。
さすがにここ2,3年はそれでも厳しくなってきた。上位の大学が、結構なりふりかまわず、受験生数獲得に動いてきたからだ。まさに「囲い込み戦略」というような全学部入試が流行だ。どうもMARCHクラスの大学は受験生数競争に巻き込まれたような様相だ。
受験生を減らせば「負け」という呪縛にはまっているように思う。
もっと、きちっと選抜した方が、それらの大学は5年先にはレベルの高い大学となれるように思うが、どうなのだろう。
続く
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