国内私大の資産運用利回り わずか1.6% : ニュース : 教育 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
最近の私学振興共催事業団の言動は「はあ?」と言いたくなるものが多い。少なくても私学助成と認可を楯に私学の行動はかなり規制されていた。マスコミなどでは、随分と大学改革をやりやすくするための規制緩和が行われているイメージがあるが、いざやろうとすると今でも現場では結構規制があったりするものだ。
財務については素人なので、あまり発言はできないが、その素人の私から見ても企業会計とはかなり違う学校会計基準というものがあった。これが、ここ数年で大きく変わってきている。
この問題はちょっと面白い問題なので勉強しながら、書いていこうかと思っている。記事にある早稲田の関さんの本『早稲田再生』を実は、一昨年前に毎月ウチの大学で事務の有志が集まって読書会を開いた。専務理事の立場があったから財政改革を断行できたのだとも思ったし、あの本の中でも明かされているが、実は学内の抵抗にあい、できていないこともあるようだ。(そういえば昨日取り上げた一宮女子短期大学でISOに取り組んで成果を上げられた事務局長はトヨタにおられた方と記憶している。ということはやはり品質保証のISO9001だったかな。あとで調べてみなくては。 その節はお世話になりました。突然の訪問にも関わらずいろいろとお教えいただき大変参考になりました。とこの場でお礼を申し上げてみた。今はインターネットの時代だから関係者の誰かの目にきっと触れるはずだから。)
今までの大学の財務は「管理」の会計であった。しばらく前に言われ始めたことだが今必要なのは「戦略会計」である。そのためには中長期の計画が不可欠なのだが、肝心の事務スタッフの訓練はできていない。だからといって、外から人材を抜擢しても、あまりの風土や慣行の違いで、力を発揮できないまま、憤慨、撃沈ということになるだろう。
前に書いた定員を超過した割合に応じて一般補助にそれを割りかけているという話を詳しく聞いてみた。恥ずかしい話だが、へえ、そういうことだったのという話だった。それで他の人にも聞いてみたが、案外知られていないことがわかった。今度、じっくりと紹介してみたい。
大学サバイバル日記: 私立大学の定員超過率
このことは広報でも同じで、外から多くの人材が大学広報に入ってきているが、力を発揮できている人はわずかである。
意識改革が先立たなければならないが、おそらくサバイバルは時間との勝負なので、ちょっときつい。走りながら考えられる人、とりあえずできることから手をつけられる人、といった柔軟な思考の人を学内から抜擢するとよいように思う。
上からの改革と下からの改革というのがあるといわれ、サバイバルの時代には「上からの改革」(=早稲田の財政改革のような)が効果的といわれる。だから学長権限の強化がいわれているのだが、一応ミッションスクールの広報で働く身としてはもうひとつの改革を主張している。
「エバンジェリスト型」の改革だ。よくマッキントッシュを使うとファンになり、さらにはマックの伝道師(=エバンジェリスト)になるといわれるが、そのエバンジェリストである。大学改革のエバンジェリストとなり、学内で改革に向けて地道に説得して「歩く」。そういうことだ。
私は今年の自分のプロジェクトとしてそういう人を全国で探したいと思っている。すでに4,5人の面白そうなエバンジェリストを探すことができているのだが、具体的には入試が終わってからになるかなあ。
最近の私学振興共催事業団の言動は「はあ?」と言いたくなるものが多い。少なくても私学助成と認可を楯に私学の行動はかなり規制されていた。マスコミなどでは、随分と大学改革をやりやすくするための規制緩和が行われているイメージがあるが、いざやろうとすると今でも現場では結構規制があったりするものだ。
財務については素人なので、あまり発言はできないが、その素人の私から見ても企業会計とはかなり違う学校会計基準というものがあった。これが、ここ数年で大きく変わってきている。
この問題はちょっと面白い問題なので勉強しながら、書いていこうかと思っている。記事にある早稲田の関さんの本『早稲田再生』を実は、一昨年前に毎月ウチの大学で事務の有志が集まって読書会を開いた。専務理事の立場があったから財政改革を断行できたのだとも思ったし、あの本の中でも明かされているが、実は学内の抵抗にあい、できていないこともあるようだ。(そういえば昨日取り上げた一宮女子短期大学でISOに取り組んで成果を上げられた事務局長はトヨタにおられた方と記憶している。ということはやはり品質保証のISO9001だったかな。あとで調べてみなくては。 その節はお世話になりました。突然の訪問にも関わらずいろいろとお教えいただき大変参考になりました。とこの場でお礼を申し上げてみた。今はインターネットの時代だから関係者の誰かの目にきっと触れるはずだから。)
今までの大学の財務は「管理」の会計であった。しばらく前に言われ始めたことだが今必要なのは「戦略会計」である。そのためには中長期の計画が不可欠なのだが、肝心の事務スタッフの訓練はできていない。だからといって、外から人材を抜擢しても、あまりの風土や慣行の違いで、力を発揮できないまま、憤慨、撃沈ということになるだろう。
前に書いた定員を超過した割合に応じて一般補助にそれを割りかけているという話を詳しく聞いてみた。恥ずかしい話だが、へえ、そういうことだったのという話だった。それで他の人にも聞いてみたが、案外知られていないことがわかった。今度、じっくりと紹介してみたい。
大学サバイバル日記: 私立大学の定員超過率
このことは広報でも同じで、外から多くの人材が大学広報に入ってきているが、力を発揮できている人はわずかである。
意識改革が先立たなければならないが、おそらくサバイバルは時間との勝負なので、ちょっときつい。走りながら考えられる人、とりあえずできることから手をつけられる人、といった柔軟な思考の人を学内から抜擢するとよいように思う。
上からの改革と下からの改革というのがあるといわれ、サバイバルの時代には「上からの改革」(=早稲田の財政改革のような)が効果的といわれる。だから学長権限の強化がいわれているのだが、一応ミッションスクールの広報で働く身としてはもうひとつの改革を主張している。
「エバンジェリスト型」の改革だ。よくマッキントッシュを使うとファンになり、さらにはマックの伝道師(=エバンジェリスト)になるといわれるが、そのエバンジェリストである。大学改革のエバンジェリストとなり、学内で改革に向けて地道に説得して「歩く」。そういうことだ。
私は今年の自分のプロジェクトとしてそういう人を全国で探したいと思っている。すでに4,5人の面白そうなエバンジェリストを探すことができているのだが、具体的には入試が終わってからになるかなあ。
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