シンガポール、マレーシアへの留学生が増加―中国貴州省 レコードチャイナ
2008 年7月28日、新華網によると、2006年以降、東南アジア方面への留学生数が増加傾向だ。「中国・ASEAN教育交流週間」の活動の中で、貴州省出国留 学サービスセンターの申竹林(シン・ジューリン)主任は「安い留学費用と地理的な理由から中国西部地区出身の学生の多くが東南アジアへ留学に行く傾向が高 い」と語った。
貴州省など西部地域は経済的な発展が遅れており、費用や物価の安さに加え、渡航費やビザのことを考えても欧米に比べて負担が少ない東南アジアをめざす留学 生が多い。「シンガポールやマレーシア留学の費用は一年間で8万~10万元(約120万~150万円)だが、欧米の場合、その1.5~2倍はかかる。その ため、東南アジアが選択肢となった」という。
とりわけ教育資源が豊富で東南アジア経済の中枢ともいえるシンガポールへの留学生が多い。さらにシンガポールは世界で数少ない小学生の留学を受け入れる国 家で、同伴する保護者にもビザが付与される。「シンガポールは中国人教師も多く、英語も学べる」という理由から多くの中国人が留学している。
久しぶりのブログ記事はちょっと変わった中国の留学生の動き。日本も30万人といっているが、ぼさぼさしていると、他の国に行ってしまうぞ。
シンガポールなんかいいと思うが、キャパシティには問題があるかな。物価は相当上がっているというし。
さてこの記事はgoogleのアラートに「留学生」で登録しておいたら、拾ってくれたもの。
こんにちは。そういえば4、5年前に初めて「子連れ留学」のビザを出した国の一つがシンガポールでした。子供を一人で海外に出すのが心配な親にも在留ビザを許可し一緒に付いてきてもらおう(あわよくばオカネを2倍落としてもらおう)という狙いですが、その親にシンガポールでの就労を認めるか否かで、結構議論になったと聞いています。確か、当時は認められなかったはずですが、今はどうなんでしょう?同様の「子連れ留学」は、ニュージーランドや豪州でも以前ブームになっていました。
シンガポールという国は、私個人的に、世界で一番旅行しやすい国だと思います。ただ留学となれば、本稿でもご指摘のように物価が高いのがネックになりそうですね。実はこの国、留学生だけでなく研修生も中国からわんさかと受け入れていまして、一昨年、現地で出くわした中国人研修生にシンガポールの印象を聞いたところ、第一声が「とにかくモノが何でも高い」でした。
留学生誘致に関しては理工系の優秀な学生に対しては、シンガポール国立大学などが学費を無料にしたり潤沢な奨学金を出したりしてかなり強引に引っ張っているみたいですが、文科系の学生、特に私費留学生は、そんなに日本と変わらない留学費用がかかるのではないでしょうか。それにしても、中国では最貧州である貴州省から、留学する先がシンガポールというのも、何となく場違いというか、時代がそこまできたというか、ちょっと感慨深いものがありますね。
投稿情報: 白石 誠 | 2008年7 月31日 (木) 18:46