夏休み最後のオープンキャンパスです。
小さい大学ですので、多く来て800人というところなのですが、夏休み中ということもあり、スタッフの確保が大変です。学生、教員も結構協力してもらいます。
小さい大学の良さは教員が動いてくれることです。うちの大学の場合、模擬講義と個別相談を教員が担当します。どこでもそうだよ、といわれそうですが、意外と職員が孤軍奮闘という大学もあるように感じています。小さな大学の良さは機動力にあるのですから、そのメリットを生かした募集戦略を立てないと大きな波にさらわれてしまいます。
どうやら、どう教職員を動かすかが、大学サバイバルのカギではないかと思っています。危機感をあおる前に、情報の共有、方向性の一致を図ることが先決。パニックで船頭多くして船山を登るというような事態だけはさけたいものです。
そのためには冷静な状況の分析が欠かせません。教員の中には、外で聞いてきたひとりの人の話を鵜呑みにし、語りだす人がいます。数字ではなく、自分の印象で話す人も多くいます。そういうことが、ないように学問というものがあるのだと思うのですが、現実はそういうものです。
募集広報はまだまだ数字で見ていくということができていないなあとつくづく思います。せっかくパソコンもソフトもいいのがあるのに、そして、データだって、いくらでも転がっています。
少し、広報の担当者で集まって話をしてみたいのですが、みんな忙しすぎるのですね、きっと。
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