土曜日の朝から広報のメンバーとskypeで会議をやっている。ちょっと離れたところで仕事している職員もいるのでskypeのチャット会議を、もう2年くらい使っている。顔を見ながらのコミュニケーションは昼食で、業務に関してはskypeで、というスタイルが定着している。
そこで今、考えているのが、WEB広報について。AISASの検証という話題だ。
私が入試の追い込みで異常にテンションが高いので、みんな大変だと思うが、かまわず巻き込み作戦。以下、まとめとして、こちらにも残しておくことにした。
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AISAS とは アテンション→関心を持つ→検索する→行動する→共有する(share)。
AIDMA (とは Desire→Memory→Action) との違いがおもしろい。
SearchとShareの二つのSがキー。
IT広報は呼び込むためのサービスやツール と こちらからクライアントを探しに行くためのサービスやツールをわけて考えることが必要だろう。
リスティング広告は最初のS=searchに効くが、これは検索行動に入っている人をターゲットにしたものだから、実は限定的。探している人との出会いの道筋をつけるもの。
探しにいくためには最初のAが必要で、これは広告だが、バナー広告やコンテンツマッチ広告による露出だけでいいのだろうか。(注:うちの大学ではコンテンツマッチ広告はやっていません)
そこで重要になるのが最後のS。
Share の先に もう一度 A=アテンションがあるのだろう。循環していくが、これがスパイラルになればブレークする。(ウイルスのように広がる=バイラルということ)
すなわち、「良い」というValue=価値が Shareされていく状態。
広告キャンペーンはその時だけ。必要だし、広告の手法としてはもちろん「あり」。 でもキャンペーンは、むしろ、それを受ける体制がないと失敗する。結局、JAROがいう「嘘、いつわり、おおげさ」になる。
広報として打ち出していくためには、じっくりと内部で醸成され、精錬されたものが、必要だろう。これだけは外部に委託できない。広報の手法は、委託できても、中身までを考えさせることはできない。
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というようなことを延々議論しましたとさ。
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